ContextCaptureユーザーガイド

ツール

ContextCaptureには、測量ポイントの取得を容易にするため、フィルタ、ソート、ヒントの表示など、さまざまなツールがあります。

写真フィルタ

これらのオプションを使用して、写真のリストにフィルタを適用します。

状態フィルタ

このフィルタを使用すると、選択した測量ポイントの状態に応じた写真を選択することができます。

すべて

「測量」タブ内のデータセットを構成するすべての写真を、フィルタを適用せずに表示します。

選択した測量ポイントの状態に応じてフィルタリングを無効にします。

一致の候補

選択した測量ポイントが配置される可能性のある、推奨された写真のみを表示します。

ブロックの使用可能な位置情報データを使用して、該当する写真を検索します。

注記: 場合によっては、ブロック標定に基づく選択モードの長所を生かすために、GPSタグや少ない基準点によって、おおよそのジオリファレンスが施されただけの最初のATを処理するのも有用かもしれません。そうすると基準点セット全体を取得するのがより容易になります。
一致の候補フィルタは、フォトグループのプロパティとポーズが判明している写真に有効です。

注記: ブロックに不完全な写真が含まれている場合、この選択モードでは、その写真は対象になりません。

ContextCaptureは、現在の測量データを含む、使用可能なブロックのデータを利用して、一致の候補の推定を改善しています。キャリブレーション後のシーンでは、一致の候補は、最初の測量ポイントを追加した後に(通常は4番目から)、精度が上がります。

使用中

選択した測量ポイントの位置が既に標定済みの写真のみが表示されます。

ソート

ソートのモードには、次の2種類があります。

  • アルファベット - 名前のアルファベット順に写真がソートされます。
  • 点からの距離 - 基準点に最も近い写真が最初に表示されます(回転は無視されます)。

名前でフィルタ

写真を名前で選択することができます。

画像表示オプション

これらのオプションを設定すると、画像のビューの内容を制御することができます。

すべての潜在的な位置を表示/非表示

現在の写真上に、すべての測量ポイントの潜在的な位置を表示します。

選択した測量ポイントは、配置マーカー(黄色)で潜在的な位置が表示されます。

他の測量ポイントは、オレンジ色のマーカーで潜在的な位置が表示されます。

現在の点の潜在的な位置を表示/非表示

エピポーラ線の表示を有効にして、マッチングする可能性のある場所をハイライト表示したり、測量ポイントの品質を確認したりすることができます。

注記: ブロック標定での選択モードを活用するために、最初に一度、ATを処理することをお勧めします。そうすると、ユーザータイポイントを非常に容易に定義することができます。
注記: ブロック標定による写真の表示フィルタは、フォトグループのプロパティとポーズが判明している写真に有効です。